『山の暮らしとごはん』烏骨鶏の卵と枝豆のピクルス

『山の暮らしとごはん』烏骨鶏の卵と枝豆のピクルス

山の暮らしとごはん 烏骨鶏の卵と枝豆のピクルス 秋晴れの空。青々とした広大なキャンパスに、真っ白な雲のカラーが映える。 この日は湧き水を汲むため、早朝から近場の山に車で向かった。 町を抜け、曲がりくねった峠を登っていく。 見晴らしの良い高台の休憩所が見えたらあともう少し。 もう夏は通り過ぎたはずだが、太陽の熱が肌を刺すようにジリジリと照らしてくる。 美しい眺めに癒され一息ついてから、再び水源を目指す。 10分程車を走らせると、目的地へ到着。 背の高い木がそびえ立つ、深い山の中にこの水源はある。...
『山の暮らしとごはん』無花果ジャム

『山の暮らしとごはん』無花果ジャム

山の暮らしとごはん 無花果ジャム 太陽が燦々と照る中。 美味しいもの探しをしようと裏山に入りました。 台風続きで心配ではありましたが、パパイヤはスクスクと身丈を伸ばし、花をつけています。 ミョウガも少しずつ顔を出してきました。 無花果は、まだ少し実が小さく食べるには早そうです。 柿は随分と実が大きくなってきました。 なかなか今すぐ食べれそうな作物の目星がつかず、みかん畑に向かって歩いていると、農家のおばあちゃんが道端でお野菜を販売していました。 「ちょっと覗いてみると、美味しそうに熟れた無花果があったので購入することにしました。...
『山の暮らしとごはん』ミントとアマランサス入り肉団子

『山の暮らしとごはん』ミントとアマランサス入り肉団子

山の暮らしとごはん ミントとアマランサス入り肉団子 暑い日が続きます。 朝と夕方の水撒きを入念にしてみますが、動物達も少々暑さに参っているようです。 昨夜は、昼間と打って変わって控えめなセミの鳴き声と共に、裏山からイノシシの鳴き声が聞こえてきました。 ここ10年程 食べ物を探しに、野生のイノシシやシカが頻繁に見られるようになりました。 獣害対策として、町も専門家さんを呼んで対策などを施してはいますが、私達1人1人が意識をより高めなければなと思ってはいます。 生態系を狂わしているのは私達人間だという事。ついつい忘れがちだと思います。...
『山の暮らしとごはん』野草と果実葉茶

『山の暮らしとごはん』野草と果実葉茶

山の暮らしとごはん 野草と果実葉茶 ミンミンミーン。 クワックワックワッ。 蝉とカエルが楽しそうに合唱しています。 果実の葉の甘い匂いに誘われて、蜂さんもやってきました。 梅雨も早々にあけ、生い茂った野草や果実の葉を摘んでお茶を仕込むことに。 田んぼで「スギナとマコモダケの葉」を、山で「ビワ葉・ドクダミ・イチヂクの葉・カキの葉」を摘んで夏の野草茶づくり。 # 07 野草と果実葉茶 『野草と果実葉茶 のレシピ』 材料 ・野草や果実葉 (今回のレシピは、ビワ葉、スギナ、ドクダミ、カキの葉、マコモダケの葉、イチヂクの葉) ・干す用のザル...
『山の暮らしとごはん』黒米入り甘酒

『山の暮らしとごはん』黒米入り甘酒

山の暮らしとごはん 黒米入り甘酒 梅雨入り最中。 久々に太陽が顔を出したので田んぼへ足を運んだ。 先に到着していた父達が、田植えに向けて準備をしていた。 稲を真っ直ぐに植え付けできるように、水を張った田んぼに木を刺して、ロープを張って目印を付ける。 私はというと、マコモダケの葉やスギナを摘むのが田んぼに来た一番の目的だった。 先に摘んで干しておいた果実の葉や野草と併せてお茶にするのだ。 葉を摘んでいると、まん丸によく太ったアゲハチョウの芋虫を発見。 セリの葉の袂でひっそりとカラダを休めていた。...
『山の暮らしとごはん』山菜そば

『山の暮らしとごはん』山菜そば

山の暮らしとごはん 山菜そば 梅雨入り最中。 「こしあぶら。芽がでてましたよ。」 おばあちゃんのかけ声に耳をやる。 この地にお嫁にきて、70年位は経つのだろうか。 歳のせいか、いろんな事を忘れてしまったりするけれど、美味しいものへの嗅覚は野生の動物達よりも鋭いのではないかと思う。 名前は忘れたけどこれは食べれるといっては、山中から美味しいものをかき集めてくるのだ。 早速、山に入るとフキに入り混じり、ミョウガの新芽が出ていた。ミョウガは夏になると腰くらいまで丈を伸ばし、その根元に実をつける。 切っても切っても必ず毎年新しい芽をだす。...